「豊かな自然と歴史情緒溢れるまち」
岐阜県の東南端に位置し、東は木曽山脈、南は三河高原に囲まれ、中央を木曽川が流れる自然豊かなまちです。
古くは、東山道、中山道、飛騨街道などの交通の要衝として栄え、近年では中核工業団地の完成により、商工業都市として成長してきました。一方、豊かな自然環境のなかで算出される東濃桧は、伊勢神宮の式年遷宮で御神木として使用されるほど有名です。また、優れた農産物などを産出する農業地域でもあり、地場産業の盛んな都市です。そして、リニア中央新幹線により、市内にリニア中央新幹線岐阜県駅(仮称)が誕生します。中津川市は、今も昔も交通の要衝として、人、モノ、情報の行き交うまちとして、これからも歴史を歩み続けていきます。
「馬籠宿」は「木曽路はすべて山の中である」の書き出しで知られる小説「夜明け前」を書いた島崎藤村ゆかりの地。中山道が中心部を横断し、江戸時代の面影を色濃く残す宿場町。石畳が敷かれた坂に沿って古い家屋が並び、間近に迫る山並みとともに、フォトジェニックな光景が広がっています。
山に囲まれた中津川は昔から栗の名産地として知られ、栗料理や栗菓子が旅人をもてなしていました。茹で栗を潰して砂糖を混ぜ、茶巾で絞る「栗きんとん」は中津川が発祥。ほんのりやさしい甘さで旅人を出迎えた栗菓子は、今でも多くの人に愛される逸品です。
国指定史跡の山城跡で、2017年には「続日本100名城」にも選定。そんな苗木城跡の特徴と言えば、自然の巨岩がそのまま活用されている全国でも珍しい石垣です。道中で出合う、人の身長の何倍もある岩には驚きを隠せません。わずか一万石で天守を構えた珍しい城としても有名で、天守展望台からは大パノラマが望めます。
江戸時代、各地で盛んに行われていた素人による歌舞伎を地歌舞伎といい、この地域でも多くの町人や農民が芝居を行い、至る所に芝居小屋が建てられました。中津川市内には今も3つの歴史ある芝居小屋があり、6つの保存会が活動を続け、大切に受け継がれています。
御嶽山系からの雪解け水が付知川となって、渓谷美を織り成す山紫水明の別天地、それが付知峡です。清流の癒しの青が美しく、初夏の深緑、秋の紅葉と、訪れるたびに違った景色を楽しめます。
また、遊歩道も完備されており、マイナスイオンを浴びながらゆったり散策もできます。
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住所 | 岐阜県中津川市かやの木町2番1号 |
電話番号 | 0573-66-1111 |
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