北海道利尻富士町は、北海道銘菓「白い恋人」のパッケージに採用されている利尻山（利尻富士）がある町です。また、全国に名高い「利尻昆布」の産地であり、その利尻昆布を主食とするウニやアワビなど、海産物が溢れる宝の島です。
火山活動で生まれた利尻島は､すべてが利尻山（利尻富士）の山裾となり海抜0mまで続いています｡また､「リシリ」と名のつく高山植物や、澄んだ湖､彫刻のような海岸線など､太古の自然が今なお残る風景は清廉で可憐なたたずまいを見せています。
また､基幹産業である漁業では､北の荒波にもまれて育った全国に名高い｢リシリコンブ｣の原産地でもあり､澄んだ香りのよいダシがとれることで知られています｡そんな、昆布を主食とする利尻の「キタムラサキウニ」や「エゾバフンウニ」も絶品となっています。
そして､利尻富士（りしりふじ）でろ過された名水「甘露泉水」は身体を潤し､湧き出た名湯｢利尻富士温泉｣は､利尻山頂を眺めながら､心の疲れを包み込む癒しの湯があります。
その美しい姿から「利尻富士」とも呼ばれる標高1721mの独立峰・利尻山。さえぎるものがない山頂部からは、絶景の360度の大パノラマが見渡せ、道中で固有の高山植物と出あえる点も魅力です。登山コースは中級者向きと上級者向きの2つのコースがあります。
高級食材として全国的に有名な「利尻昆布」や「ウニ」が特産品です。出汁昆布としてはもちろん、とろろ昆布や昆布茶などの加工品としても活用されています。また利尻昆布を食べて育ったウニは旨味成分が凝縮されており、京都の高級料亭などでも好んで使用されております。
沼浦展望台は、北海道の銘菓“白い恋人”のパッケージに一番近い形で利尻山を楽しめる場所として「白い恋人の丘」と命名されています。ここでプロポーズを行い、プロポーズ時の写真を利尻富士町観光協会へ持参すると、石屋製菓公認「プロポーズ証明書」が進呈されます。今までに約100組のカップルが誕生しています。
春は雪解けとともに海岸線から花が咲き、夏は深い緑と爽やかな潮風を感じる。秋は澄んだ空気と色鮮やかな紅葉に目を奪われ、冬は凛とした静寂の雪景色に心を洗われる。手付かずの自然の素晴らしさや大切さ、そして美しさを堪能出来ます。観光の際は是非、利尻富士ならではの絶景をお楽しみ下さい。
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