ふるさと納税百選

北海道厚岸町

厚岸町(あっけしちょう)は北海道の南東部に位置し、江戸時代から東北海道の拠点として発展してきた歴史を持つまちです。また、厚岸は道内有数の牡蠣の水揚げ量を誇る「牡蠣のまち」であり、古くから牡蠣の産地として知られています。アイヌ語で 「アッケケシ(かきのあるところ)」が現在の地名になったという説もあるほど昔から牡蠣に縁があるまちでもあります。

平成5年には厚岸湖・別寒辺牛湿原がラムサール条約に登録され、令和3年には厚岸霧多布昆布森国定公園の指定を受けるなど、豊かな自然環境に恵まれており、それらの豊富な地域資源を生かし、様々な特産品を生産しています。

厚岸霧多布昆布森国定公園

2021年3月30日、国内で58ヵ所目の国定公園として「厚岸霧多布昆布森国定公園」が誕生しました。約4万haの広大な公園内には、湿原や断崖、そして海など数多くの感動的な自然やそれらが織りなす素晴らしい大パノラマが広がり、日常を忘れて自然を満喫することができます。

厚岸ウイスキー

冷涼な気候、海霧、良質な水がある環境がシングルモルトの聖地、スコットランドのアイラ島に似ていることから、2016年厚岸蒸溜所が設立されました。厚岸オールスターのウイスキーを目指し、北の大地が育むウイスキーは今、世界中から注目を浴びています。

原生花園あやめヶ原

標高約100mの位置にあり、広さは約100haの原生花園で、中央に散策路があります。6月中旬から7月上旬にかけて、約30万株のヒオウギアヤメが一帯に咲き誇ります。ヒオウギアヤメ以外にもエゾスカシユリやエゾフロウなど、5月から10月にかけて100種類以上の草花が楽しめます。

子野日公園

約1,200本の桜の木が植えられ、子野日公園は道東でも有数の桜の名所として知られています。エゾヤマザクラやヤエザクラなどが5月上旬から下旬にかけて次々と開花するほか、北海道では珍しいフゲンゾウも花を咲かせます。各種イベント会場としても親しまれている公園です。

史跡 国泰寺跡

臨済宗の寺院で、江戸時代後期徳川幕府により蝦夷地の教化等を目的に建立された「蝦夷三官寺」の一つです。本堂の入口や古い山門に残っている葵の門が当時の格式の高さを物語っています。現存する建物はほとんど改修されていますが、境内は江戸時代のたたずまいを今日に伝えています。

道の駅 厚岸グルメパーク

厚岸の名産の牡蠣を中心にレストランや炭焼き処で海の幸を味わえる、とてもグルメな道の駅。この他、牡蠣やあさり、さんまなど特産品のお土産も充実しています。また、観光拠点施設でもあり、別寒辺牛湿原カヌーツーリングやあさり掘りツアーなど体験メニューも充実しています。