時が人を結ぶまち
埼玉県 川越市 (さいたまけん かわごえし)
川越市は、埼玉県の中央部よりやや南部、 武蔵野台地の東北端に位置し、35万人を超える人口を有する都市です。
川越城は「日本百名城」や、関東七名城に数えられており、「時の鐘」は、400年近く前に城主・酒井忠勝(さかいただかつ)が創建した鐘楼です。 城内に時を知らせる太鼓櫓を設けるとともに、城下の時計台の役割として時の鐘を建てました。 時代が変わり、鐘つきの方法が人から機械仕掛けへと変化しても、昔と変わらず川越のまちに時を告げています。
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川越市は、埼玉県の中央部よりやや南部、武蔵野台地の東北端に位置し、109.13平方キロメートルの面積と35万人を超える人口を有する都市です。
遠く古代より交通の要衝、入間地域の政治の中心として発展してきた川越は、平安時代には桓武平氏の流れをくむ武蔵武士の河越氏が館を構え勢力を伸ばしました。室町時代には、河越城を築城した太田道真(おおたどうしん)・道灌(どうかん)父子の活躍により、扇谷上杉氏(おうぎがやつうえすぎし)が関東での政治・経済・文化の一端を担うとともに、繁栄の礎を築きました。
川越城本丸御殿は、長禄元年(1457年)、上杉持朝(うえすぎもちとも)の命により太田道真・道灌親子が築いた川越城は「日本百名城」や、関東七名城に数えられています。
17世紀後半の「江戸図屏風」に、家光が鷹狩の際に立寄った場面として描かれていることから、当時の本丸御殿は将軍が川越を来訪した際の「御成御殿」であったと考えられます。
「時の鐘」は、400年近く前に城主・酒井忠勝(さかいただかつ)が創建した鐘楼です。床の間にも時計を置いたといわれるほど時間厳守を徹底した酒井忠勝は、城内に時を知らせる太鼓櫓を設けるとともに、城下の時計台の役割として時の鐘を建てました。
以来、度重なる火災に遭いましたが、その都度再建されてきました。時代が変わり、鐘つきの方法が人から機械仕掛けへと変化しても、昔と変わらず川越のまちに時を告げています。
川越氷川祭は、毎年10月第3日曜日とその前日の土曜日に行われる埼玉県川越市の川越氷川神社の祭礼で、一般には川越まつりと呼ばれている。
常陸國總社宮大祭・佐原の大祭と並び関東三大祭りの一つと称されることが多い。2日間で80万人以上の人出を数える。
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