大磯町は、神奈川県央の南部に位置し、南は相模湾に面し、北は高麗山、鷹取山等のいわゆる大磯地塊の丘陵地帯を形成しています。
東海道の宿駅として活気を呈した後、明治時代に入り松本順氏による日本初の海水浴場が開設されました。また、伊藤博文初代総理や吉田茂総理をはじめとした、政財界要人が大磯町の自然環境を愛し、多くの邸宅や別荘が建てられました。代表的なものとして、2016年に再建された「旧吉田茂邸」や、国・神奈川県と連携しながら整備を進めている「明治記念大磯邸園」などが挙げられます。
大磯町は東京からJR東海道線で約1時間と交通の便もよく、気候は海岸沿いに流れる暖流の影響で温暖です。海があり山がある、自然豊かな、歴史の息吹を感じるまちです。
1885年初代軍医総監・松本順により開設された、日本で最初の海水浴場です。
現在海水浴場は開設していませんが、富士のみどころスポットとして、海・富士・箱根連山をカメラに収めていく人が多く、またアオバトの飛来地として県の天然記念物に指定されています。
内閣総理大臣を務めた吉田茂が暮らした邸宅です。
2009年に焼失しましたが、再建され、2017年より一般公開されています。
生前、吉田は家を訪れる人々が「海も山も眺められて結構な住まいだ」と褒めたことなどから、この館を「海千山千荘」と呼んでいたそうです。
町の周遊型観光の拠点として、新たな魅力を創出する施設として、2021年3月に大磯港にオープンした施設です。
1階には、大磯で採れた鮮魚や農作物、加工品等を購入できる物販エリアが設けられています。
2階では、飲食コーナーにて大磯港の風景を楽しみながら、新鮮な魚料理を味わうことができます。
家内安全・無病息災を願って、小正月に行われる火祭りです。
当日は早朝から、会場の北浜海岸沿いにて9基のサイトを作ります。
※サイトとは、松・藁・正月飾りやだるまを集めて作る、高さ7~8mの塔のこと。
日没とともに塔に点火し、竹の竿などに取り付けたお餅やだんごをサイトの火で焼いて食べます。国の重要無形民俗文化財に指定されています。
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