三島市は、静岡県東部、富士箱根伊豆国立公園の玄関口に位置し、
伊豆一宮である「三嶋大社」を中心に、古代中世には伊豆の国府が置かれ、江戸時代には東海道五十三次の一つ「三島宿」として賑わった、長い歴史のあるまちです。
また、富士山からの伏流水がつくりだすせせらぎと、豊かな緑と自然環境に恵まれたまちです。
市では、現在「スマートウエルネスみしま」「ガーデンシティみしま」という二つのまちづくりプロジェクトを掲げ、市民が健康で幸せを実感できる「健幸都市」づくり、自然や歴史、文化に「花」を活用した「美しく品格のある誇れるまちづくり」を進めています。
また、富士山の伏流水である湧水でさらされた三島うなぎは、大変おいしいと評判です。箱根の西側、標高50m以上の山の斜面に広がる畑では、古くから三島大根、三島甘藷、三島人参など、高品質の露地野菜を栽培しています。なかでも三島馬鈴薯は、平成28年10月、全国で18番目に国の地理的表示保護制度(GI)に登録されるなど、高い評価を受けています。「三島馬鈴薯」を原料とする「みしまコロッケ」もご当地名物です。
市内各所から湧き出す富士山の伏流水が、美しいせせらぎを生み出し、豊かな緑と自然環境に恵まれた“水の都”でもあります。伏流水を利用したかんがい用水路 源兵衛川は「世界かんがい遺産」(2016)「世界水遺産」(2018)に認定・登録されています
三島のうなぎ屋さんでは、調理の前にこの富士の伏流水にうなぎをさらすことにより、うなぎの持っている生臭さや泥臭さを消して、栄養素であるたんぱく質を減少させることなく、余分な脂肪分だけを燃焼させているため、大変おいしいと言われています。