ふるさと納税百選

和歌山県新宮市

新宮市は、和歌山県、奈良県および三重県の県境が接する紀伊半島の東南部に位置しています。太平洋に面し、温暖で高湿多雨な気候風土により豊かな水資源と樹木育成に恵まれた素晴らしい自然環境の中にあります。

歴史的に古くは、熊野信仰の中心都市として栄えました。中世には熊野速玉大社の門前町として発展。明治以降は熊野材の生産地、製紙業や製材業で繁栄した歴史をもち、今日まで熊野地方の行政、経済、文化、教育の中心都市として発展してきました。

熊野速玉大社

世界遺産・熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)のひとつで、中世の頃からあつい信仰を集めています。速玉大神と夫須美大神を主神に12柱の神様が祀られ新宮十二社大権現として崇拝されています。

神倉神社

熊野三山の元宮。高さ約80mの断崖絶壁にあり、源頼朝が寄進したと伝わる538段の石段を登った先には、御神体のゴトビキ岩と呼ばれる巨石があります。新宮市街地が一望でき、パワースポットとしても人気があります。

川の参詣道 熊野川

紀伊山地の北部から熊野灘へと流れ込む全長約183㎞の河川です。河口近くには熊野速玉大社が鎮座しています。熊野本宮大社から熊野速玉大社への交通手段として利用され「川の参詣道」として世界遺産に登録されました。

熊野古道

熊野三山を詣でる古くからの道です。新宮市には、中辺路、大辺路、伊勢路、大峰奥駆道が通っています。中辺路ルートの一部である「高野坂」は新宮市街地にあり約1.5㎞の短い行程に見どころが凝縮されています。

瀞峡

「瀞八丁」(国指定の特別名勝および天然記念物)と呼ばれる、約31㎞にもおよぶ吉野熊野国立公園の大渓谷です。両岸にそびえる断崖奇岩を間近に見ることができ、四季折々の渓谷美を満喫できます。

桑の木の滝

熊野川に流れ込む高田川支流の桑の木渓谷にかかる落差約21mの瀑布。日本の滝100選にも選ばれています。高田川にかかる橋から滝までは遊歩道があり、周囲の自然や苔むした風景を眺めつつウォーキングを楽しめます。