ふるさと納税百選

岡山県総社市

総社市(そうじゃし)は、岡山県の南西部に位置し、吉備文化発祥の地として、美しい自然景観と歴史的景観が調和し、古代吉備の繁栄を物語る史跡が数多く残っています。

現在、総社市では「子育て王国そうじゃ」として子育て支援や「障がい者千五百人雇用」として障がい者の就労や社会参加、自立した生活支援といった福祉分野を最重要施策として取り組んでいます。皆様の思いを総社市にお願いいたします。

鬼ノ城

鬼ノ城は、古代の正規の歴史書には登場せず、後世の文献である鬼ノ城縁起などにでてきます。それによると「異国の鬼神が吉備国にやって来た。彼は百済の王子で名を温羅(うら)という。彼はやがて備中国の新山(にいやま)に居城を構え、しばしば西国から都へ送る物資を奪ったり、婦女子を掠奪したので、人々は恐れおののいて「鬼ノ城」と呼び、都へ行ってその暴状を訴えた・・・」。これが、一般に温羅伝承と呼ばれる説話で、地名もこれに由来しています。


井山宝福寺

宝福寺は臨済宗東福寺派の寺院で、本山京都東福寺と結びつきが強く、地方の中でも有力な禅宗寺院です。古くは天台宗の寺院でしたが鎌倉時代中頃に県内ではいち早く臨済宗に改宗しました。盛時には塔頭・学院五十五、山外の末寺三百余を数えたと伝えられています。また、画聖雪舟が修行した寺として有名です。

備中国分寺五重塔

備中国分寺五重塔は、弘化元年(1844)ごろに完成し、34.32mの高さがあります。この塔は、 屋根の上層と下層がほぼ同じ大きさの細長い造りで相輪も短く、江戸時代後期の様式を濃く残す代表的な塔です。 また県内唯一の五重塔でもあります。