ふるさと納税百選

福岡県筑後市

福岡県南部に位置する筑後市は、博多から九州新幹線で約24分の距離に位置しています。

2016年には九州新幹線筑後船小屋駅西側に、福岡ソフトバンクホークスのファーム本拠地「HAWKSベースボールパーク筑後」が開業し、2~4軍の選手たちが日々鍛錬しています。

この他、駅周辺には県営筑後広域公園や九州芸文館、全国でも唯一「恋命」を祀る「恋木神社」があり、注目を集めています。

また、古くから農業が盛んで、米・麦をはじめ、イチゴ、ナシ、ブドウ、八女茶など、多様な品目が栽培されています。

恋木神社

水田天満宮の末社の一つ。全国でここだけ「恋命(コイノミコト)」をお祀りしている。

菅原道真公が太宰府で生涯を終えるまで、都に残した妻子を想う気持ちを慰めようと1226年に建立されました。

良縁成就・幸福招来の神様として知られ、参道や鳥居に社紋のハートがたくさん使われており、特に若い女性に人気です。

HAWKSベースボールパーク筑後

2016年3月、福岡ソフトバンクホークスの2・3軍施設としてオープン。

2023年からは4軍が設置され、多くの若鷹選手が日々鍛錬しています。

ナイター設備が整った約3,000人収容のメイン球場では年間約60試合の二軍公式戦が行われ、選手が身近に感じられることから、野球ファンにはたまらないスポットです。

船小屋温泉

2024年に開湯200年を迎える歴史ある温泉地。明治19年の分析の結果、含有量日本一の含鉄炭酸泉で、飲用して胃腸病・貧血症、浴して婦人病・神経痛などに効果があることが判明しました。

泉質は、マグネシウム・ナトリウム・炭酸水素塩温泉で美人の湯とも呼ばれており、美肌にも効果があると言われています。

山梔窩(さんしか)

幕末の勤王志士・眞木和泉守保臣(まきいずみのかみやすおみ)が、久留米藩の藩政改革に失敗し謹慎生活を強いられた施設。

1862年に藩の許可なく薩摩へ脱出するまでの9年あまり、門弟教育に力を注ぎ、多くの倒幕・尊王運動家を世に送り出しました。

県営筑後広域公園

九州新幹線「筑後船小屋駅」を中心に東西約4kmにわたって広がる同公園の総面積は、大濠公園の約5倍の広さとなる192.6haで、完成すれば県内で最も広い県営公園となります。

九州芸文館

九州新幹線筑後船小屋駅前に整備された施設。

芸術文化・体験・交流などさまざまな事業を展開し、公園や地域の魅力を発信することで、筑後地域の振興や発展に寄与・活用されることを目的に整備されました。

本館の大地からつながる特徴的な斜めの屋根が特徴で、この「斜めの美学」とよばれる手法は、設計者の隈研吾氏によるデザインです。