ふるさと納税百選

福岡県太宰府市

太宰府市は、古より我が国の政治、外交、防衛、交易、文化などの要衝として、また世界に開かれた玄関口として発展を遂げて来ました。

また、唯一無二の歴史を持ち、今もその歴史をしのばせる大宰府政庁跡、水城跡、観世音寺、太宰府天満宮などの数多くの史跡や名所が存在する誇り高き国際観光都市です。

大伴旅人公や菅原道真公に代表される古からの大宰府と最新のグルメやスイーツ、子どもの居場所など現代の太宰府の魅力を融合させた「令和の都だざいふ」として住まう人も訪れる人もともに慶び合えるまちづくりをすすめています。

皆さまの応援をよろしくお願いいたします。

大宰府政庁跡

大宰府政庁跡は九州全体を治める役所大宰府があった所です。7世紀後半から奈良・平安時代にかけて九州を治め、外交・軍事・経済の重要な役割を果たしてきました。平面復元された建物の礎石が往時を偲ばせます。「都府楼跡」の名でも親しまれ、史跡公園となっています。また、大宰府展示館も併設されています。

太宰府天満宮

大宰権帥として大宰府に左遷され、この地で亡くなった学問の神・菅原道真をまつる太宰府天満宮。本殿(重要文化財)はその墓所の上に建立されたといわれています。広い境内には梅・クス・花しょうぶなど四季折々美しく、正月のうそ替え・鬼すべ、春の曲水の宴、秋の神幸式など古い歴史をしのばせる祭があります。

九州国立博物館

古くから交流の窓口であった九州の地に、東京・京都・奈良に次いでできた4番目の国立博物館です。「日本文化の形成をアジア史的視点から捉える」というコンセプトをもちます。「学校より面白く、教科書より分かり易い」を目標とした親しみ易く楽しい博物館です。ぜひ、お立ち寄りください。

太宰府 古都の光

太宰府が持つ素晴らしい歴史的文化資源(ヒト・モノ・コト)に光を当て、太宰府の魅力を再発見する秋のイベントです。太宰府天満宮や水城跡、坂本八幡宮、政庁跡、観世音寺や戒壇院などの各会場を、灯籠や光のオブジェで彩り、灯明の灯りによる「光の道」でつなぎます。大宰府の幻想的な夜をお楽しみください。

火の祭典「鬼すべ神事」

1月7日の夜、災難消除や開運招福を願い、太宰府天満宮境内東神苑にある鬼すべ堂にて行われる勇壮な火祭りです。986年、菅原道真公の曾孫にあたる菅原輔正によって始められたと伝えられています。氏子奉仕者およそ300人が鬼を退治する「燻手すべて」と鬼を守る「鬼警固」、「鬼係」に分かれ、炎の攻防戦が繰り広げられます。

梅ヶ枝餅

平安時代、菅原道真は太宰府に左遷され、罪人同様の生活を強いられていました。毎日の食事も与えられない暮らしぶりを見かねた近くの老婆(浄明尼)が、梅の枝に餅を巻き付けて道真公に差し入れたといわれています。太宰府天満宮参道では、この故事から梅ヶ枝餅が作られるようになり、太宰府の名物土産となりました。