ふるさと納税百選

北海道平取町

平取町(びらとりちょう)は北海道南西に位置する人口約4,600人の、日本百名山でもある日高山脈の秀峰「幌尻(ぽろしり)岳」や日本一の清流にも選ばれた「沙流(さる)川」などの豊かな自然とアイヌ文化が色濃く残るまちです。


沙流川が育んだ肥沃な大地で生産される、出荷量全道一を誇る「びらとりトマト」、それを原料とするトマトジュース「ニㇱパの恋人」や北海道を代表する銘柄牛肉の「びらとり和牛」、北海道米の頂点をめざすコンテストで最高金賞を受賞した平取町産「ゆめぴりか」など全国に誇れる特産品が揃っています。


また、平取町は、アイヌ文化の伝承にも力を入れており、伝統的集落を再現した「二風谷(にぶたに)コタン」のなかには「二風谷アイヌ文化博物館」、「二風谷工芸館」などの施設があり、アイヌ文化を学び体感することができます。

平成31年4月にはアイヌ工芸品を気軽に体験できる「平取町アイヌ工芸伝承館ウレㇱパ」もオープンしました。


その他にも、15haという日本一の広さで咲き誇る野生すずらん群生地、岩手県平泉で自害したといわれる源義経が北へ逃げ延び、平取の地でアイヌ民族から判官カムイとして親しまれたという伝説から、源義経の御神像が安置され祀られている「義経神社」、オートキャンプ場を併設した「二風谷ファミリーランドキャンプ場」、「ニセウエコランドキャンプ場」、北海道内でも数少ない炭酸泉を楽しめ、館内にはレストランやお土産コーナーの他、宿泊施設やグランピングもある「びらとり温泉ゆから」など歴史・文化や大自然を満喫できるスポットが満載です。


平取町へのふるさと納税を通じ、地域の活性化、豊かな自然の保全や文化の継承など、持続可能なまちづくりに関し、ご理解とお力添えをいただきますとともに、当町ならではの特産品をご堪能いただけると幸いです。

びらとり和牛の放牧

緑の放牧場が美しく広がり、すずらん群生地に隣接し、すずらん観賞会の際には、もうひとつの観光スポットとして知られています。平取町特産品のびらとり和牛が飼育されており、放牧風景も見られます。すずらんのやさしい香りと、詩情豊かな放牧風景は、北海道を代表する風物詩といえるでしょう。

百名山「幌尻岳」

幌尻岳は、標高2,052m。2024年6月に国立公園化された日高山脈襟裳十勝国立公園の中で最も高い山であることから、アイヌ語で「大きい・山」を意味する「ポロ・シㇼ」として親しまれてきた山です。毎年夏には一面高山植物のお花畑となる山頂付近のカール状大地や豊富な動植物群、山頂からは幾重にもなる日高山脈の山並みが一望できるなど、魅力あふれる山としてアルピニストたちに大いに人気があります。

すずらん群生地

すずらんは北海道の初夏を代表する花です。幌尻岳のふもとの芽生(めむ)には野生のすずらん群生地があり、約15haと日本一の広さを誇っています。多くの人が足を踏み入れることによって絶滅の危機に瀕したすずらんを保護管理し、10年の歳月をかけ自然の状態に回復させました。現在一般公開は毎年5月下旬~6月中旬の約1ヶ月で、見頃は6月の「すずらん観賞会」の期間です。白樺の木立に囲まれた観賞用道路から眺める白く可憐な花となっています。