ふるさと納税百選

宮城県角田市

宮城県の南部に位置する角田市(かくだし)は、平安時代に建築された重要文化財の高蔵寺阿弥陀堂と宇宙航空研究開発機構(JAXA)の研究開発拠点があり、悠久の歴史と最新技術のコントラストが魅力のまちです。

古くからは阿武隈川の恵みのもとに米、野菜、果樹、畜産等の農業が盛んであり、産直販売の拠点として「道の駅かくだ」を展開。

「米」「豆」「梅」「夢」「姫」の5つの“め”をキャッチフレーズにブランド化を進めています。

H-2 ロケットの実物大模型とスペースタワー

角田市のシンボルとして、1990年に整備されたH-2ロケットの実物大模型。ロケット実物大模型の隣には、ロケット発射台をイメージした「スペースタワー」(展望塔)と、宇宙科学の展示施設「コスモハウス」が整備され、角田市の観光名所となっています。

菜の花畑

ゆったりと流れる阿武隈川と春雪を戴いた蔵王連峰を背に、3.2ヘクタールの畑に約250万本の菜の花が黄色いジュ―タンをつくります。ゴールデンウィーク期間中に開催される 「かくだ菜の花まつり」では、物産の販売やイベントも開催しています。

西根田んぼアート

西根田んぼアートは2007年から、古代米と集落の活性化を兼ね、10アールの田んぼに「バンジーとコスモスの花」を描いたのが始まりです。2019年からは宮城県出身の羽生結弦選手を描き始め、日本各地のみならず、中国や台湾など海外からのファンも足を運ぶなど注目が高まっています。

郷土資料館

郷土資料館は、明治初年から大正年間にかけて、郷土の旧大地主初代と2代目氏家丈吉氏が建築した邸宅を市が譲り受け、整備したものです。材料をはじめ細部の意匠に至るまで手の込んだ仕事がされた書院造りの豪華な邸宅や土蔵が現存し、歴史資料や民族資料、遺跡からの出土品などの考古資料を展示するほか、企画展の開催などが行われます

JAXA角田宇宙センター

角田市内にあるJAXA角田宇宙センターは日本の宇宙用エンジンの研究開発を行っており、日本のロケット開発には欠かせない重要な施設となっております。展示室では、ロケットエンジンの研究開発についてわかりやすく紹介されているほか、実物のロケットエンジンを間近に見ることができ、航空宇宙に少しでも興味のある人にとって楽しめる施設です。

高蔵寺阿弥陀堂

高蔵寺阿弥陀堂は宮城県最古の木造建築で、平安時代の治承元年(西暦1177年)の建立と伝えられています。平安時代の建造物は、現在全国で26カ所しか残っておらず、東北地方では平泉の中尊寺金色堂、福島県白水の願成寺阿弥陀堂とともに、現存する数少ない貴重な文化遺産です。