国見町は福島県の最北端に位置し、宮城県との県境にある人口約9,500人の町です。
町の主な産業は農業で、米や果樹(もも・りんご・あんぽ柿・さくらんぼなど)の生産が盛んに行われています。
町のシンボル・阿津賀志山はかつて、源頼朝率いる鎌倉軍と奥州藤原氏が戦った奥州合戦の地となりました。奥州藤原氏が築いた防御施設「阿津賀志山防塁」は日本三大防塁の一つとして国指定重要文化財に指定されています。激戦が繰り広げられた山のふもとには田畑が広がり、季節ごとに変化する景色が魅力です。
また、平成29年5月3日には国道4号線沿いに東北最大級となる「道の駅国見あつかしの郷」が交流連携の拠点としてグランドオープンしました。
かつては養蚕が盛んだった国見町。養蚕業の衰退によって桑畑として使っていた畑を、昭和40年台に果樹畑へと大転換しました。
盆土地特有の寒暖差の大きな気候と、長い日照時間がおいしい果物を育てます。
特に桃は全国9位、福島県内3位の出荷量を誇り、固めの果肉にたっぷりの甘さと芳醇な香りが特徴です。
国見町には縄文時代には既にその跡がみられるなど、1000年以上の歴史があります。
平安末期には藤原泰衡が源頼朝の率いる鎌倉軍を迎え撃った「阿津賀志山の戦い」が繰り広げられ、この時に作られた「阿津賀志山防塁(国史跡)」は戦いの歴史を伝える貴重な遺跡として日本三大防塁の一つに数えられています。
たくさんの果物や農作物に恵まれた国見町に、新しい交流の場として「道の駅国見 あつかしの郷」がオープンしました。
約2万6,000㎡という広大な敷地は、東北地方でも最大級の道の駅で、お買い物だけではなく、食べる、学ぶ、遊ぶ、泊まると様々な楽しみ方が味わえます。
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