ふるさと納税百選

千葉県勝浦市

勝浦市は、千葉県の房総半島の南東部に位置し、年間を通じて過ごしやすい気候で、観測史上一度も猛暑日(35℃以上)を記録したことがない街です。千葉県を代表する漁業のまちで、勝浦沖を交差する暖流と寒流の影響を受けて多様な水産資源に恵まれており、アワビ、イセエビ、サザエの一大生産地として有名です。また、カツオは全国有数の水揚げを誇っており、勝浦沖で漁獲されるキンメダイは「外房つりきんめ鯛」として千葉ブランド水産物の認定を受けています。さらに、秋から冬にかけて水揚げされるマカジキは、鮮やかなオレンジ色の身が特徴で、とても脂がのっており、市場では高級魚として取引されています。このように海のイメージが強い勝浦ですが、実は農業も盛んで、市域の多くの部分が夷隅川上流域にあることから、稲作を中心に多彩な「農」の暮らしも展開されています。

400年続く「勝浦朝市」

天正年間より400年余の歴史を誇る勝浦の朝市は、岐阜の高山、石川の輪島と並んで日本三大朝市と称されています。地元の豊富な産物が集まるため、観光名所として多くの観光客で賑わい、また市民の台所としても親しまれています。

全国トップクラスの水揚げを誇るカツオ

江戸時代から現在に至るまで関東を代表するカツオの水揚げ港として知られています。とくにひき縄漁で1尾ずつ釣り上げた「勝浦産ひき縄カツオ」は、千葉県のブランド水産物に認定されるほど。漁獲した日に水揚げされるため、鮮度のよさは折り紙つきです。もっちりとした食感と、透明感のある肉色で、初ガツオらしいさっぱりとしたうまみが特徴です。

日本の渚・百選 「鵜原・守谷海岸」

「日本の渚百選」に選ばれた鵜原・守谷海岸は、周囲のリアス式海岸と美しい白砂が絶景のコントラストをなしています。水質も良いので、海水浴にも最適です。

令和5年に興津海水浴場が国際環境認証「ブルーフラッグ」を取得しました

興津海水浴場がビーチ・マリーナなどの持続的な発展の実現を目指した国際環境認証制度「ブルーフラッグ」を取得しました。

高さ日本一の海中展望塔

高さ24.4mは、全国6つの海中展望塔の中では最も高いものです。隣接地に「県立海の博物館」があり、あわせて海への理解がより深まります。

ご当地名物旨辛ラーメン「勝浦タンタンメン」

漁師や海女さんが海で冷えた体を温めるための料理として定着した、漁業が盛んな勝浦ならではのご当地ラーメン。醤油ベースのスープにラー油をたっぷり加えるのが特徴です。具はみじん切りのタマネギ、挽き肉が一般的。お店によってはニラやニンニク、ネギを加えるところも。市内にある専門店で味わえるほか、ご自宅で楽しめるインスタント麺なども販売しています。