ふるさと納税百選

富山県舟橋村

舟橋村(ふなはしむら)は、富山県のほぼ中央に位置する北陸で唯一の村、そして面積が約3.47㎢と日本一小さな自治体で、明治22年の市制・町村制の施行以来、一度も合併をしていない希少な自治体の一つでもあります。

村内どこからでも雄大な立山連峰を一望でき、四季折々に豊かな表情を見せる自然環境、そして県都富山市へのアクセスの良さを背景に、平成に入ってから富山市のベッドタウンとして村の人口は倍増、3,000人を突破しました。平成17年国勢調査では人口増加率が24.2%と全国第2位に、平成22年国勢調査では年少人口割合が21.8%と全国1位にもなっています。

近年では、地方創生「子育て共助のまちづくり」に挑戦。民間企業の皆さんとCSVによるまちづくりを推進し、中でも、公園で行われている「園むすびプロジェクト」の取り組みは、(一社)日本公園緑地協会が主催する第34回都市公園等コンクールで国土交通大臣賞を受賞するなど、全国から多くの方に注目いただいています。

天然記念物・カモシカお気に入りの図書館

富山地方鉄道越中舟橋駅に併設された村立図書館は、北陸初、全国で8番目の「駅の図書館」として誕生しました。

平成20年7月3日、開館10周年記念イベントをしていたとき、天然記念物・カモシカが自ら自動ドアを開けてやってきた事件をきっかけに、「カモシカ図書館」の愛称で多くの方に愛されています。

こどもたちがつくる公園・オレンジパーク

舟橋村では、小学生数名を「こども公園部長」「KKB48」に任命し、子どもたちの手でつくる公園づくりを進めています。子どもたちが目指すのは、来た人同士が「いつの間にか仲良くなっちゃう公園」。自分たちで考え、相談しながら夢の公園の設計図を描き、イベントを開催し、資金も集める…そんな新しい公園づくりに挑戦しています。

歴史ゾーン、無量寺・竹内天神堂古墳

越中舟橋駅の駅前には、県の有形文化財に指定されている阿弥陀如来立像が安置された無量寺、そして富山平野東部を支配した最初の首長の古墳である竹内天神堂古墳があり、これらを巡ることで、だれでも地域の歴史や文化に触れることのできるエリアとなっています。無量寺の前には蓮畑が広がっており、夏には大輪の花が咲き誇ります。