ふるさと納税百選

石川県加賀市

加賀市は、石川県の西南部に位置し、豊かな自然と伝統文化が息づくまちです。

加賀温泉郷と言われる「山代」「山中」「片山津」の三温泉は、昔から風雅を愛する人々を魅了し、多くの観光客を楽しませてきました。

また、海と山の幸が揃う美食の宝庫で、橋立漁港では年中豊富な魚種が水揚げされ、特に冬のズワイガニは絶品です。

伝統工芸も盛んで、華やかな色絵磁器である九谷焼と卓抜した木地挽物技術を誇る山中漆器の高い技術とものづくりの精神は、現在に受け継がれています。

加賀温泉郷

四季を感じることのできる豊かな山々と渓流の流れに寄り添うようにある山中温泉、「総湯」を中心に温泉宿や商店が立ち並ぶ山代温泉、日本三大霊峰のひとつ白山が望める柴山潟湖畔にある片山津温泉、それぞれ趣の異なる「加賀温泉郷」と言われる3つの温泉地を有しています。

加能ガニ

毎年11月6日にはカニ漁が解禁となり、新鮮なズワイガニが競りにかけられます。手脚が長く、濃厚な味噌も絶品なズワイガニは、「加能ガニ」とも呼ばれており、甘みと旨味が強く、たっぷり詰まった食べ応えのある身が特徴です。口いっぱいに広がる上品な香りは別格、加賀市の冬の味覚をぜひご堪能ください。

九谷焼

国指定の伝統工芸、九谷焼と山中漆器の発祥の地になります。九谷焼は、緑・黄・紫・紺青・赤の「九谷五彩」を使った色鮮やかな上絵付けが特徴です。山中漆器は16世紀の後半に、良い材料を求めて移住してきた職人集団の人達が行ったろくろ挽きが始まりで、自然の木目と優雅な蒔絵の美しさが特徴です。

ルビーロマン

ルビーロマンは大粒で酸味が少なく糖度の高さが特徴のぶどうです。それゆえ厳しい品質基準が設けれられており、県内のぶどう産地各所で栽培していますが、商品化率の低さに課題がありました。

そこで、加賀市では、IoT技術を活用し、熟練の技と気象や生育環境の「見える化」に乗り出し、経験と勘に頼らないデータを基にした栽培管理を開始しました。

現在では、商品化率は県平均を大きく上回る70%以上に向上、県内有数の産地となっています。