ふるさと納税百選

長野県小布施町

小布施町は半径2kmの中に全ての集落が入る、長野県で一番小さな町です。 扇状地であり豊かな土壌に恵まれた小布施町では、全国的にも極めて雨が少なく、日照量も多いため、600年の歴史を持つ小布施栗をはじめ、古くから味と香りの良質な果物の産地となっています。

小布施栗

室町時代にはすでに栽培されていたと言われ、江戸時代には献上品として取り扱われ、現在も栽培が続けられています。江戸時代末期には様々な加工方法が開発され、多数の栗菓子屋が生ます。現在では、栗菓子屋に加え、飲食店やカフェなどでも様々な栗スイーツが提供されています。

葛飾北斎と小布施

葛飾北斎は小布施の豪商高井鴻山と出会い、83歳にして初めて小布施を訪れます。以後、葛飾北斎は、都合4回小布施を訪れ、祭り屋台天井絵や岩松院「八方睨み鳳凰図」など多くの肉筆画を残しました。

花のまち

個人の庭などを一般の方に公開するオープンガーデンや花苗の生産を行うおぶせフラワーセンター、約4kmにわたり約600本の八重桜の並木が続く千曲川堤防の桜堤など花によるまちづくりを進めています。

果樹のまち

扇状地の地形と夏冬の寒暖差、長い日照時間という小布施の気候は、小布施栗をはじめ、りんご、梨、さくらんぼ、ぶどうなど、様々な果樹生産に適していて、果樹を中心とした農業が盛んな町となっています。