ふるさと納税百選

三重県紀宝町

紀宝町及び鵜殿村は、町村合併により平成18年1月10日に新「紀宝町」として生まれ変わり、「海・山・川の恵みに抱かれ、ともに輝き創造するまち」を新町の将来像とした、新たなまちづくりを始めました。


面積は、79.62平方キロメートルで紀伊半島の南東部に位置し、三重県の南の玄関となっています。


平成16年7月に、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された川の参詣道「熊野川」をはじめウミガメが産卵にやってくる七里御浜など歴史と自然に恵まれた町です。

特産品

町の中央部には、北西部の山々に源を発し熊野川に注ぐ相野谷川が流れています。

東部の神内川・井田川を含むこれら河川の流域では、平地には水田が開け、丘陵地にはみかん畑が広がっています。

飛雪の滝

浅里神社の西隣にある高さ30m、幅12mの点から水が舞い降りるように流れ落ちるこの滝には「幽玄」という言葉がよく似合います。

その昔、この滝を訪れた紀州藩主の徳川頼宣(南龍公)が美しさに心打たれ、「幾重なす山を巡りて川豊か物は皆装い凝らす秋の色滝つ背の一筋掛かる岩辺の風吹けば飛沫さながら雪の舞い」と漢詩を詠みました。

そのことから「飛雪の滝」と呼ばれるようになり、飛雪の滝周辺は、キャンプ場や遊歩道も整備されています。

世界遺産

平成16年7月7日に、「紀伊山地の霊場と参詣道」が、世界遺産リストに登録されました。

「紀伊山地の霊場と参詣道」は、「熊野三山」、「吉野・大峯」、「高野山」の3つの霊場と、これらを結ぶ「熊野参詣道(熊野古道)」、「大峯奥駈道」、「高野山町石道」からなり、三重県・奈良県・和歌山県にわたって広がっている遺産です。

当町では、「七里御浜」「熊野川」「御船島」がその一部として登録されています。