ふるさと納税百選

滋賀県豊郷町

滋賀県の東部に位置し、鈴鹿山脈からの豊富な水と肥沃な大地に恵まれた田園風景が広がる、人口約7,500人、面積7.8㎢の小さな町です。

「豊郷」とは、米穀の豊穣を願って命名されたと言われており、古くから稲作が主産業でした。

また、近江商人をはじめ幾多の傑出した先人を世に送り出したことや江州音頭の発祥地としても知られており、心和む町並みの中に歴史とロマンが溢れています。

豊郷小学校旧校舎群

ハクチョウが羽を広げた様な洋風建築の校舎は、昭和12年に丸紅商店専務の古川鉄治郎により寄贈され、鉄筋コンクリートの校舎やプール、講堂、図書館に加え、水洗トイレや暖房設備、内線電話など当時最先端の設備を完備していました。ヴォーリズ建築としても名を馳せたこの校舎は「東洋一の小学校」「白亜の教育殿堂」と称されました。

江州音頭発祥の地

豊郷町の中山道沿いに永源寺派の寺「千樹寺」があります。戦国の内紛に巻き込まれ戦火にあってしまいますが、1586年浄財を投じて再建され、その落慶法要の余興として経文の二、三句を節おもしろく繰り返し、音頭の調子を取り、手ぶり足ぶみ踊ったと言われています。現在では夏祭りに受け継がれており、保存・継承されています。