ふるさと納税百選

熊本県南関町

南関町は熊本県の北西部に位置し福岡県との県境にある緑豊かな町です。

江戸の昔、参勤交代の要衝として豊前街道筋に「南の関」という関所を構えてあったこともあり、町名にも歴史の息吹を残しています。

“お米”と“たけのこ”の有数の産地としても知られ、町の名が付く“南関そうめん”は全国的にも贈答品として喜ばれており、南関あげは“九州のあげ”として広く親しまれています。

ふるさと寄附金を通し、全国の皆さまが南関町の魅力に触れていただける機会が増えることを大変うれしく思っております。

皆様からいただいた心温まる寄附を活かし、伝統ある文化を背景に、やすらぎとうるおいの町を目指します。

自然の魅力

緑豊かな山々に囲まれた南関町は、町土の約50%が山林、約25%が農地で多くの自然が残っていて、大津山公園の桜、田園風景、山の紅葉、古小代の里公園の梅、小高い山から眺める風景や初日の出など四季折々の景色を楽しむことができます。

水がきれいで空気が澄んでいるため、夜はきれいな星空や多くのホタル(5月下旬から6月上旬までが見頃です。)を見ることができます。

虫の声を聞きながらほっと一息。都市部にはない静かな夜がここにはあります。

南関素麺

機械を使わず、すべて職人の手作業で作られる南関素麺は、茹でても伸びないコシの強さと歯触りのよさが自慢です。歴史はとても古く、江戸時代には肥後藩主が参勤交代の土産として、必ず素麺を将軍家に献上していたともいわれています。長い時を経た現在でも、贈り物として高く評価されるこの素麺は、伝統的な製法と味を守り続ける希少な一品となります。

南関あげ

南関あげは、南関町周辺の広い地域で親しまれる揚げ豆腐の1種です。一番の特徴は、その薄さ。豆腐を薄くカットし揚げることで、常温での長期保存を可能にするだけでなく、揚げ豆腐のジューシーさとさまざまな料理で活躍する味の染みやすさを際立たせています。汁物や煮物だけでなく炒め物にもよく合い、甘辛く煮付けた南関あげを海苔の代わりに使った「南関あげ巻きずし」も魅力的な料理です。

焼物

南関町は、肥後の特産品である焼物、「小代焼」の発祥の地とされています。現在でも、小代焼をはじめとした複数の窯元が、趣向を凝らし質の高い作品を作り上げています。そのため、南関町の焼物は個性がいろいろ。用途や形だけでなく、使用する釉薬(ゆうやく)による色合いの違いや、原材料や焼き上げの方法による質感の違いが、それぞれの窯元の特色を生み出しています。