ふるさと納税百選

鹿児島県指宿市

指宿市(いぶすきし)は、鹿児島県の薩摩半島南端部に位置し、「天然砂むし温泉」を代表とする温泉と観光のまちです。薩摩富士と称される「開聞岳」や九州最大の湖「池田湖」など美しい自然を有しています。

菜の花が12月中旬から咲きはじめるほど暖かく、年間を通して温暖であることに加えて、温泉の湧出量が豊富なことから、これらを利用した農産物等の栽培が盛んです。とろけるような口当たりと甘さが特徴の上質なマンゴーや、癒しや空気清浄効果がある観葉植物などが栽培されています。

また、「かごしまブランド」に認定され生産量日本一となっているオクラやソラマメをはじめ、かごしま3大ブランドの黒豚や黒牛、黒さつま鶏といった旨味成分が多いお肉も、豊かな自然の中で丹精込めて生産されています。そのほか、天然の良港である「山川港」で水揚げされたカツオや風味豊かな芋焼酎なども人気です。地域資源を生かしたこだわりの逸品をぜひお楽しみください。

世界的にも類をみない「天然砂むし温泉」

指宿名物といえば「砂むし温泉」。温泉熱で温められた砂に全身を包むユニークな入浴法で、波の音を聞きながら10分程度横たわると全身から汗が吹き出します。気象条件がそろえば、波打ち際で世界的にも珍しい天然の砂むし温泉を体験することができます。一風変わった「和風サウナ」として海外からも注目されています。

指宿市のシンボル「開聞岳(かいもんだけ)」

日本百名山の一つに認定されてる標高924mの開聞岳は、東シナ海に山体をせり出し、どこから見ても美しい円錐形であることから、別名「薩摩富士」と呼ばれています。長崎鼻や池田湖、JR日本最南端の駅「西大山駅」など市内のいたるところからその雄姿を見ることができ、まさに指宿のシンボルとなっています。

回転式そうめん流し発祥の地

鹿児島では「流しそうめん」ではなく、回転式の流し台の中をクルクルと回るそうめんをすくう「そうめん流し」が一般的です。指宿市は回転式そうめん流しの発祥の地で、平成の名水百選に選ばれた京田湧水のきれいな冷水を使用しています。ツルッとしたのど越しのそうめんと、指宿名産の鰹節を使用しためんつゆの相性は抜群です。

オクラ・そら豆の生産量は日本一!温暖な気候を活かした農産物

指宿市は温暖な気候を活かした農業が盛んで、中でもオクラ・そら豆の生産量は日本一です。豊かな自然に恵まれ一年中作物が収穫ができるため、多種多様な野菜やフルーツが生産されています。マンゴーやパッションフルーツなどの南国フルーツも人気です。

鰹節の最高級品「本枯本節」生産量日本一!

鰹節の最高級品と言われる「本枯本節」は、カビ付けと天日干しを繰り返し、約半年かけて作られます。出汁はもちろん、ホカホカのごはんにたっぷりかけて鰹節ごはんにするのもオススメ。特有の豊かな香味と旨味が楽しめます。鰹の水揚げも盛んで、カツオのタタキなどの加工品も多く生産されています。