ふるさと納税百選

鹿児島県天城町

鹿児島県本土から470km南西に位置する奄美群島の離島のひとつ、徳之島。

わたしたちの暮らす天城町は、この徳之島の北西部に位置します。

亜熱帯の気候に属し、年間を通して温暖な気候に恵まれ、日本の有人島の中でも10番目の大きさを誇ります(北海道、九州、本州、四国、沖縄、北方領土を除く)。

透き通る青い海や尽きることのない緑、満点の星空と、豊かな自然と独自の文化が今なお残されています。

毎年夏場にはトライアスロン大会が開催され、冬場になると多くのプロスポーツ選手や実業団の選手が合宿に訪れる、スポーツの町としても知られています。

〈ムシロ瀬〉

サンゴ礁の岩が多い奄美群島では珍しく、花崗岩が広がる海岸。潮風が吹き付ける巨石の岩場から周りを見渡すと、異世界に来たような不思議な気分に。遊歩道が整備され、海岸線を見渡す展望台もあります。付近には大島紬の染料に使う「車輪梅(シャリンバイ)」が群生しています。

〈希少な動植物が生息する自然〉

豊かな自然が残された亜熱帯性気候の徳之島には、ここにしか生息しない動植物や絶滅危惧種などが息づいています。徳之島のみに分布するトクノシマトゲネズミや、国の特別天然記念物・アマミノクロウサギなど、希少な生き物をガイドと一緒に訪ねるエコツアーも実施されています。

〈徳之島全島一周トライアスロン大会〉

スイム2km、バイク75km、ラン20km、天城町を起点として美しい自然がいっぱいの徳之島を1周するトライアスロン大会です。チーム対抗のリレー部門もあるので、こちらもお楽しみ!参加しても、見学しても楽しいイベントです。

〈陸の中の海『うんぶき』〉

地元では「ウンブキ」と呼ばれる鍾乳洞。ガジュマルやソテツが茂る森に囲まれた、このウンブキ「浅間湾屋洞窟」は内部で海底とつながる特殊な環境。陸の地下水や川の水と海水が混ざっていることから「陸の中の海」とも言われ、珍しい魚やエビ、日本初のアナゴ種も確認されています。

〈犬の門蓋〉

サトウキビ畑に囲まれた農道を進むと現れる、東シナ海に面して断崖や奇岩が点在する景勝地。亜熱帯植物が茂る遊歩道を下ると、2つの穴から青い海がのぞく隆起サンゴ礁「メガネ岩」があります。駐車場近くの展望台は見晴らし抜群!例年12~4月にはザトウクジラが姿を現します。

〈寝姿山〉

「猫の鼻(マユンハナ)」と呼ばれる山から天城岳までの連山を横から眺めると、端正な横顔、胸、ふっくらしたお腹…と、まるで仰向けに寝る妊婦のよう。その山容から「寝姿山」と呼ばれて親しまれ、徳之島空港近くや平土野港の客船、天城町内のあちこちから眺めることができます。