ふるさと納税百選

青森県五所川原市

≪りんごも米も、ごしょがわら≫

青森県にある五所川原市(ごしょがわらし)は、北西部に「飛び地」を有するちょっとだけめずらしい市です。


冬は、寒さがとても厳しく、豪雪

「吹雪」はもちろん、吹きすさぶ風が積雪を上空に吹き上げる「地吹雪」も発生します。


市の郊外では、豊かな自然と肥沃な大地を活かした農業が盛んです。

そのため、県内でも有数の米どころ・りんごどころとして知られています。

ほかにも、馬肉やしじみなど、多様な特産物が生産されています。


また、五所川原市は、飾らない「津軽弁」が魅力の市でもあります。

「津軽弁」のイントネーションが強烈であるためか、しばしばメディアにも取り上げられています。

わんどのことばっこ、すったにわがりづれぇがの?

リンゴ王国・ごしょがわらし

県内有数のリンゴの産地・五所川原市。様々な種類のリンゴを育てていることから、リンゴの収穫は8月下旬から12月初旬までに及びます。手間を惜しまずに育てられたリンゴが、たわわに実っている様子は圧巻です。時期によっては、リンゴ狩り体験ができる農園もあります。とれたてのリンゴ、一度味わってみませんか?

黄金色に染まる津軽平野

津軽平野は、米の生育に適した一大穀倉地帯です。頭を垂れる稲穂によって、黄金色に染め上げられた秋の津軽平野の風景は、圧巻です。米の三大主力品種は、青天の霹靂・つがるロマン・まっしぐら。特に、青天の霹靂は、デビューから連続して「特A」評価を取得しているエース米。どんな食材とも相性がいいお米です。

“黒いダイヤ”を育む湖

その美味しさと貝の美しさから「黒いダイヤ」ともいわれるヤマトシジミ。十三湖は、満潮時には日本海の海水が、干潮時には岩木川から栄養のある淡水が入り込むため、シジミにとっては最高の生育環境であり、日本有数のシジミの産地です。この十三湖の西岸には、中世の交易港「十三湊」に関する遺跡もあります。

青森三大ねぶたの一つ「立佞武多」

五所川原立佞武多祭りは、毎年8月4日から8月8日に開催される夏祭りです。運行される山車「立佞武多(たちねぷた)」の特徴は、その巨大さにあります。高さは約20メートル以上(ビルの6~7階相当)、重さも19トンと大重量級。この勇壮な立佞武多を人力のみで動かし、街中を練り歩く迫力は、他のねぶた祭りと一線を画します。

文豪・太宰治の生家

太宰治の生家「斜陽館」。現在は記念館となっており、実際に訪れて、太宰治の幼少期へ思いをはせることができます。蔵を利用した資料展示室には、太宰が生前着用していたマント、直筆原稿、その他貴重な品が展示されています。また、斜陽館は建物そのものの価値も高く、国の重要文化財に指定されています。

切っても切っても中まで赤~いりんご

日本で最初に赤い果肉のりんごとして品種登録された「御所川原」をご存じでしょうか。果皮だけでなく、果肉・花・若葉・枝までもが赤いという大変珍しい「赤~いりんご」です。一般的なりんご品種に比べて、ポリフェノール成分(プロシアニジン)が多く、アントシアニンを多量に含むのが特徴です。このりんごの赤さを活かした、りんごジャム、ジュース、アップルパイなどが作られています。