ふるさと納税百選

和歌山県有田川町

和歌山県のほぼ中央部に位置し、町の名前の由来である有田川が東西に流れています。山林が多く、古くから1次産業が盛んで、「有田みかん」をはじめとする柑橘類の生産や、日本一の生産量を誇る「ぶどう山椒」の栽培などが活発に行われてきた地域です。

有田川町(ありだがわちょう)を代表する「あらぎ島」は、県内で唯一の「日本の棚田百選」に選ばれ、平成25年には国の重要文化的景観にも選定されました。江戸時代初期に当時の地元の大庄屋であった笠松左太夫が、私財を投げて開発した新田の一つと言われており、その雄大な姿を見ようと観光に訪れる人も少なくありません。

また、暮らして楽しい有田川町という目標のもと、「女性が住みやすいまちづくり」や「住民主体のまちづくり」など、特徴的なまちづくりに取り組んでいます。

有田川町のシンボル あらぎ島

「あらぎ島」という名前ですが、実は海に浮かぶ島ではありません。有田川町東部の山間部に位置する歴史的価値の高い水田です。扇ような形状をしており、そのまわりには有田川が流れ、雄大な景観を成しています。平成25年には、あらぎ島をはじめとした景観構成要素とともに、国の重要文化的景観に選定されました。

全国有数の産地 有田みかん

和歌山でもトップクラスの有田みかん耕作面積を誇る有田川町。和歌山でも特にみかんの栽培に適した有田地方は、南向きの山々の斜面でたくさん日光を浴び、適度な酸味と糖度を兼ね備えた有田みかんになります。また、石垣をつくって段々畑にすることで、保温性・排水性の向上や日光の反射で一段と甘く育ちます。

関西随一の観光農園! 有田巨峰村

40ヘクタール以上の耕作面積を誇る観光農園「有田巨峰村」は、ぶどう栽培に適した環境で巨峰や人気のシャインマスカットなどを栽培しています。8月にはぶどう狩りが始まり、毎年全国から多くの観光客がいらっしゃいます。ふるさと納税ではそんなぶどうを産地直送でお送りしています。

緑のダイヤ、ぶどう山椒

有田川町清水地区発祥の山椒の品種のひとつで、ぶどうのように房になって実ることから、ぶどう山椒と呼ばれます。和歌山県は山椒の全国シェアの7割を占め、中でも有田川町は生産量日本一を誇ります。香り豊かでピリッと辛いぶどう山椒は、香辛料の中でも最高級品質として知られ、「緑のダイヤ」と呼ばれるほどその需要は高まってきています。