ふるさと納税百選

鹿児島県伊佐市

鹿児島県伊佐市は、鹿児島県・宮崎県・熊本県の県境にある県本土最北のまちです。周囲を九州山地に囲まれた盆地で、中央部を流れる川内川とその支流を中心に広大な水田がひらけています。面積は392.56㎢(東西23km、南北27km)で、県内の市平均値の約1.3倍の面積となります。

盆地特有の内陸性気候で夏は暑く、冬はつららが下がる厳しい寒さのため、鹿児島の北海道といわれるほどです。また、寒暖差の大きい気候によりお米の登熟度が高く、県内屈指の米どころ「薩摩の米蔵」として有名です。

金の埋蔵量日本一を誇る菱刈金山は、鉱石1tあたりの金の平均含有量が33gという高品位で、国内の産金量のほぼすべてを占めています。


伊佐市は総務大臣よりふるさと納税の指定を受けた自治体です。

曽木の滝

滝幅約210m、高さ約12mの曽木の滝は東洋のナイアガアラとも呼ばれています。夏は水量が多くより豪快な滝が見られます。また、春は桜が彩りを添え、秋には銀杏や紅葉が流れのなかに鮮やかに浮かび上がり、季節ごとに訪れる人を魅了します。

曽木発電所遺構

曽木の滝から1.5㎞下流にある1909年に野口遵氏によって作られた水力発電施設。明治期の建築デザインを色濃く残すレンガ造の建物は、1965年の鶴田ダム建設に伴い約60年の歴史に幕を閉じ湖底に沈みましたが、現在では5~9月の渇水期にその姿を現します。

布計小学校跡

明治期に布計金山の採掘が始まり、たくさんの鉱夫やその家族でにぎわった布計地区。1979年の廃校まで地域に愛された木造校舎。2010年に外壁、屋根などを改修しました。映画ロケや地域イベントにも使われ、最近はレトロな雰囲気が写真映えスポットとして、多くの方が訪れています。

忠元公園

1990年に日本の桜名所百選に選定された忠元公園は、約2㎞におよぶ桜並木が絶景です。3月下旬~4月上旬の見ごろの時期には、約1,000個の提灯の灯りに照らされる夜桜、昼間は淡いピンク色の桜吹雪のなかで日本の春を心ゆくまで堪能できます。

すずらんの里

出水市境に近い大口白木富ヶ丘地区に1965年ころに植えられ、今ではおよそ10,000株ほどに増えています。木立の中に純白で小さく可憐な花を咲かせるすずらん。花言葉のとおり人を純粋な気持ちにさせてくれます。すずらんの見ごろは5月上旬ごろです。

伊佐米

県内随一を誇る米どころの伊佐市。藩政時代より知られる米蔵として、稲作が盛んな土地です。四方の山々から流れ込む豊潤な水と盆地特有の日中の寒暖差がおいしい米を作り出します。また秋の伊佐平野は、稲穂が一面黄金色に輝き、美しい風景を見せてくれます。