そして誕生した品種は圃場(ほば)の地名をとって「清見」と名付けられました。清見はやや軽めの赤ワインで肉やチーズによく合います。果実香を熟成香のバランスがよく、爽快な酸味と軽快ながら豊かさを持つ味わいのワインです。
山幸は、日本初の町営ワイナリーをつくった池田町が、1978年に開発を始めた。町独自の改良品種「清見(きよみ)」と、寒さに強い山ブドウをかけ合わせ、2006年に農水省に品種登録されました。ついに2020年11月、池田町ブドウ・ブドウ酒研究所の赤ワイン用ブドウ品種「山幸」が国際ブドウ・ワイン機構「OIV(Organisation Internationale de la vigne et du vin)」に品種登録されました。