道々が行き止まり、船でしか訪れることのできない秘境「岩部海岸」を、海中を覗くことができるグラスボートで周遊します。岩部海岸は手つかずの大自然が残り、奇岩や大迫力の断崖絶壁、幻想的な「青の洞窟」が迎えてくれます。運が良ければイルカやエゾシカ、ヒグマなどを見ることができるかも!
第41代横綱千代の山・第58代横綱千代の富士を生んだ福島町。二人の横綱が誕生した町は日本唯一です。この記念館では師弟関係であった二大横綱の歩み等を知ることができます。1階には旧九重部屋の稽古場を再現し、例年8月には同部屋の合宿が行われ、朝稽古の様子は一般公開されます。
一大国家プロジェクトであった青函トンネル(昭和63年開業)の北海道側の工事基地は福島町でした。トンネルの姿を模した記念館は、日本が世界に誇る「世紀の遺産」が誕生するまでの全てを体感できるトンネルミュージアムです。ここでしか見ることのできない貴重な設備や重機も展示しております。
福島町は全国でもするめの生産量最大級を誇り、新鮮で肉厚なするめや南北海道自慢の海産物など数多くのお土産品を取り扱っております。また、第41代横綱千代の山、第58代千代の富士と2人の横綱を輩出した町として有名で、当道の駅のエリア内には「横綱 千代の山・千代の富士記念館」が併設されております。
日本三百名山、花の百名山で渡島半島南西部では最高峰で標高1,072m。1896年(明治29年)に北海道で最初に一等三角点が設置された山です。山頂からは駒ヶ岳、函館山をはじめ、日本海に浮かぶ奥尻島や渡島大島、さらには津軽海峡をはさみ青森県の八甲田山、岩木山までもが一望できます。
江戸時代、松前と函館を結ぶ街道は約100kmあり蝦夷地の幹線道路でした。その一部、大千軒岳麓から福島町千軒地区までの約3.6kmは、松前藩主矩広をはじめとする殿様が通ったことから“殿様街道”と呼ばれています。往時の面影を色濃く残すこの古道を舞台に「殿様街道探訪ウォーク」が春と秋に開催され、砲台跡や茶屋跡等の見どころもあり、ゴール後には松前神楽の舞や風味豊かな千軒十割そばを楽しみます。