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北海道壮瞥町

壮瞥町は、世界レベルの大地の公園としてユネスコ世界ジオパークネットワークに登録された、美しい洞爺湖、雄大な有珠山、国の特別天然記念物に指定されている昭和新山、火山の恵みである温泉など、 豊富な天然資源に恵まれています。また、北海道内でも比較的温暖な気候を活かしたりんごやぶどうをはじめとする果樹生産、高級菜豆、米、地熱を利用した野菜の栽培など多種多様な農作物を生産 する「農業と観光のまち」です。

また、昭和の大横綱・北の湖の生誕地であるとともに、冬季の呼び物として人気のあるスポーツ雪合戦を開発し、国内外に普及させるなど町民一丸となった取り組みは、 まさに壮瞥町の誇れる財産です。

壮瞥町への皆さまのお越しを心からお待ちしております。

洞爺湖有珠山ジオパーク -国内初の世界ジオパーク認定-

洞爺湖有珠山ジオパークは、約11万年前の巨大噴火でできた「洞爺湖」と、約2万年前に誕生した「有珠山」を中心に、くり返されてきた火山の活動を感じられる地域です。 有珠山噴火の災害遺構で行われる減災教育や、火山の麓で暮らしてきた人間の歴史、火山の恵みを楽しむツーリズムも評価され、国内で初めて「ユネスコ世界ジオパーク」に認定されています。

昭和新山 -麦畑が、突然隆起して誕生-

1943年に始まった有珠山噴火によって誕生。わずか2年ほどの噴火活動によってできた溶岩ドームです。 戦争中の混乱期の中、当時の壮瞥郵便局長だった三松正夫氏は火山に魅せられ、寝食を忘れて生成過程を観測。その貴重な資料は、のちに国際火山会議で「ミマツダイヤグラム」と命名され、世界から賞賛されました。

洞爺湖 -噴火で誕生した巨大カルデラ湖-

今から11万年余り前の噴火による火砕流の噴出源が陥没して「洞爺カルデラ」ができ、そこに雨水などがたまって洞爺湖が誕生しました。 支笏湖、摩周湖に次いで北海道では3番目、全国でも6番目の水深をもち、支笏湖同様に、北海道の厳しい寒さの中でも湖面が凍ることのない「不凍湖」として知られています。

くだもののまち、壮瞥

町内の観光果樹園が軒を連ねる「そうべつくだもの村」では、「くだもの狩り体験」が楽しめます。壮瞥の豊かな自然と農家さんの愛情が育んだ季節ごとの実りを自分の手で収穫し、その場で味わう贅沢をぜひ堪能してください。 春: イチゴ /初夏: サクランボ/夏: プラム/秋: ブドウ、リンゴ、プルーン

「壮瞥公園」で5月の梅を堪能

森と木の里センター・壮瞥公園の中にある展望台では、5月初~中旬にかけて約300本もの豊後梅が見頃になります。ここからは洞爺湖、有珠山、昭和新山、さらに雪を抱いた羊蹄山が一望でき、梅との対比が見事。1日で桜と梅を観賞できちゃうのも、壮瞥ならではです。

横綱北の湖記念館

壮瞥町は、日本相撲協会理事長であり、昭和の大横綱・北の湖の生誕の地です。町でその偉業をたたえるため、平成4年に名誉町民章を贈呈したほか、町内に横綱北の湖記念館を建設し、その運営を行っています。 平成27年11月20日、北の湖理事長が逝去されました。相撲中継などを通し壮瞥町の名を全国に知らしめ、二度の有珠山噴火の際にも町の復興に大変なご支援をいただきました。生前のご功績に対し、敬意と感謝の念を表すとともに心よりご冥福をお祈り申し上げます。