中城村(なかぐすくそん)は、沖縄本島東海岸中部に位置し、東は中城湾(太平洋)、北には名跡「中城城跡」が建つ丘陵地があり、自然豊かな土地です。中城城跡では、自然の岩石や地形を巧みに利用した美しい曲線の城壁、当時の巧みな石積技術を目の前で見る事ができます。「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一つとして、世界遺産に登録されました。中城村は、中城城が栄えていた時代から農業が盛んで、特に島にんじん、島大根は県内でも特産品として位置づけられています。また、中城村に古くから伝わる踊り「津覇の獅子舞」は、色鮮やかな衣装を身にまとい、跳ねやひねりの多い振りで荘厳な行列をつくり、ダイナミックな動きで観客を驚かせます。昭和60年には県の無形民俗文化財に指定されました。