真岡市は、栃木県の南東部に位置し、東に連なる八溝山地、西に流れる大河鬼怒川を抱える自然環境豊かな都市です。首都東京から100キロメートル圏内に属し、東京駅から東北新幹線を使えば約1時間40分の距離にあります。市の面積は167.34平方キロメートル、人口は約81,000人、都市計画、工業団地造成、ほ場整備が進み、農業、工業、商業がバランスよく調和した理想的な地方都市です。特に真岡市のいちご生産は、年間約7,000トンを超え、販売額については年間約81億となっており、日本一のいちごの産地として有名です。また、真岡といえば、そのまま木綿の代表名詞として通用した時期がありました。丈夫で質が良い真岡木綿は、江戸時代の文化・文政・天保年間には年間38万反を生産し隆盛を極めました。現在でも昔ながらの技術と伝統をしっかりと受け継ぎ、真岡木綿の製品を今に伝えています。このほか、「SLの走るまち」「お祭りのまち」としても有名で、1年を通して真岡の魅力に触れ合えるまちです。