和歌山県のほぼ中央部にある美浜町は、昭和29年10月1日、三尾・和田・松原の三村が合併し、人口8,667人の町として誕生しました。面積12.77㎢の町で、和歌山県下で2番目に小さい町です。南は太平洋、西は紀伊水道に面しており、年間平均気温16.6度と高く、最暖月で27.5度、最寒月で6.3度と温暖ですが、年間平均降水量は1,809mmで、以前から台風、水害、高潮などの被害を数多く受けています。太平洋に面する”煙樹ヶ浜(えんじゅがはま)”には、全長約4.5km、幅は広い所で約500mの近畿最大の松林が広がり、煙樹海岸県立自然公園の中核となっています。